瞼や頬の陥凹修整|脂肪注入法
瞼や頬の陥凹修整
瞼の陥凹は老けた印象を与え、二重がはっきりしない目元になってしまいます。
又、頬の陥凹は顔の印象をきつくさせてしまいます。
瞼の脂肪注入法
瞼の陥凹の原因
瞼の陥凹とは、眼窩脂肪が加齢変化のために萎縮した結果、上眼瞼が落ちくぼんだ状態です。
また、この陥凹が強い方は、埋没や切開法では二重にすることが難しいです。
陥凹修整してから二重にする事もあります。
瞼の陥凹の修正法
- 脂肪注入法
- 脂肪移植法
- 上眼瞼シワ取り術での眼輪筋折りたたみ法
など色々あります。陥凹の程度やシワの多さによって方法は色々です。
当院では効果的な脂肪注入法を行っています。上眼瞼の陥凹部に脂肪を注入することで、陥凹をなくし若々しい目元に戻します。また、陥没に伴う小ジワも修整できます。
左の陥凹部分が脂肪注入部位です。
頬の脂肪注入法
頬の陥凹の原因
頬の陥凹とは、Buccal Fat Padの萎縮や皮膚の加齢変化のために、頬が落ちくぼんだ状態です。
Buccal fat padについて
黄色の部分でコメカミ~頬にかけてあります。皮下脂肪でなく、もっと深い所にある脂肪の塊です。年齢と伴に右図のように下垂し、タルミや頬の陥凹の原因になります。
頬の陥凹の修正法
- 脂肪注入法が最適です。頬の陥凹が修整されます。また、小ジワも目立たなくなります。
瞼や頬の脂肪注入法の実際
- 点滴で数分間、寝て頂きます。その間に、脂肪を取る所に局所麻酔を行います。術後の痛みは鎮痛剤で治まる程度です。
- 陥凹部に麻酔をします。この際、麻酔液の注入量で陥凹修整に必要な脂肪の量を調べます。
- 腹部などから脂肪を吸引します。
- 鏡で確認してもらいながら、陥凹部に脂肪を注入します。何度も確認して頂きますので、希望の形になります。
脂肪注入後の変化について
注入した脂肪は、徐々に吸収されます。個人差があります。約半年で30~50%が生着します。この時点で、もう少し多くを望まれる場合は追加注入を行います。
初回注入時に吸収分を考えて多く入れることはしません。なぜなら、追加注入をしなくても満足される方も多いです。
また、吸収されるまでの間は脂肪が多すぎて腫れぼったい状態になります。
その他の注意点
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傷
傷は細い針で注入しますのでわかりません。 -
腫れ
注入量によって違います。約1週間程度で引きます。当院では術後、数回腫れ止めの点滴をします。 -
内出血
内出血で青くなることがあります。1週間目の抜糸後は化粧で隠せます。青さは約10日でなくなります。